※写真は3月8日に見た、今年最初のタンポポ※
朝から雪が降っています。雪は静謐な気持ちをもたらしてくれる。
この寒さや雪が、月曜の皆の朝を混乱させるのはわかってるのだけれど、
言葉より文字よりも想いや思慮を深める。
それぞれの想いを祈りに込めた一年目の日が過ぎ、また歩きつづける。。
震災から1年、皆の気持ちにも鎮魂の気持ちが再度深まる中・・・
ネットで何度か「PAIN」の歌詞を目にします。
偶然読んだ被災地のある男性のブログでは、
30年自分の気持ちに寄り添い、自分を育てた浜田省吾の歌に、
家族を亡くした今、どんなに励まされ、日々助けられているか・・と書かれて、
そこにも「PAIN」の歌詞がありました。
わたしの親友は交通事故で一人息子を亡くしています。
彼女は一度カラダもココロもアタマもバラバラになり、加害者や国と闘う中、
10年近くもの間、少しずつバラバラになったカラダとココロとアタマを繋ぎ合わせようと
今なお尽きない苦しみに苦しみ続けています。
そんな彼女が去年、浜田省吾のコンサートへ行ったと言うのです。
ある日耳にした「PAIN」が聴きたくて・・ と。。
「PAIN」は1984年に発売されたアルバムの中の1曲です。
昨年の省吾のコンサートでは哀悼の意を込めて歌われていました。
昨日、今日、この歌が頭の中に流れています。
わたしも同じく・・30年以上もの長い間心の底に寄り添って、わたしを育ててくれた、
たくさんの省吾の歌の中の1曲です。
この歌は悲しむだけでは終わっていない。人のもつ無限のチカラを感じます・。
だからすくなくともブログの男性も、わたしの親友も大丈夫だな・・と、
わたしはわたしの道を進むだけだけれど・・一緒に頑張りましょう・・と、
応援しています・・と、胸の中が熱くなりました。
二度と立てぬ 痛手なのに
受け入れてく 不思議だ人は
追いつけない この悲しみ 後に残して
今日も 明日も
もろく 強く